【所在地】新潟県佐渡市相川広間町1-1
【文化財指定】国指定史跡
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はじめて佐渡に行ってきました。東京から新潟まで最速の新幹線で1時間半。新潟から佐渡まではジェットフォイルなる水中翼船で1時間。さらに両津港からバスで1時間で、ようやく相川。かつて佐渡奉行の統治のもと、金銀の採掘で栄えたところです。
相川には佐渡奉行所が復元されており、結構な規模で見応えがありました。武家屋敷というよりは役所ですが、かつては奥側に奉行の役宅もあって、現在は敷地だけが残されています。奉行所も立派なものですが、役高千石で役料が千五百俵と百人扶持という奉行の役宅もなかなかのものだったのではないかと想像します。
佐渡奉行で有名人といえば、川路聖謨が挙げられるでしょうか。御家人の家に養子入りしてから累進を重ね、佐渡奉行、さらには勘定奉行にまで出世した彼の人生は興味を引きますが、持ち前の才覚と努力があってのことでしょう。江戸出立時、彼の日記には「諸侯にもかわらざる供立にて」、「実に有難き事」。佐渡奉行所には、意気揚々とした川路の晴れ舞台を見たような気がしました。
(2023年11月訪問)
奉行所の表門も忠実に再現。
表門の並びには役人の長屋が続いていたようです。
奉行所全景。
大広間。
お白洲。
奉行所の裏手は奉行役宅跡。
丘陵地にある奉行所からは相川の町並みと日本海が一望できます。右手は隣接する寄勝場(よせせりば)。金銀の精製を行うところです。
往時の奉行所の全容はこんな感じです。