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長崎旅行の締めくくりは10年前にオープンした長崎歴史文化博物館。敷地内に長崎奉行所が再現されており、一度見に行きたいと思っていました。生活の場としての武家屋敷がブログのテーマですが、奉行所も私的空間を併せ持っているので、取り上げてみることにしました。
復元されているのは表玄関などの一部分ですが内部も見学できます。博物館内の展示・説明が行き届いていて、興味深く参考になり、知識をつけたうえで奉行所内に入っていく順路になっているので、よりリアルに当時の想像に浸ることができました。
帰りの飛行機の都合で、十分時間が取れなかったのが残念ですが、当時を再現した寸劇や映像の上映もあるようで、楽しめる要素が多く、是非また来てみたいと思います。
(2015年2月訪問)
奉行所の表門。石垣上に構えるその姿は、威厳を感じさせます。
精巧に再現された表玄関。裏手は近代的な造りの博物館とつながっていて、若干違和感はありますが、このアングルなら、当時の雰囲気が十分に伝わってきます。
奉行の執務室である書院。応接間としても使われ、長崎警備を担当した黒田や鍋島などの大名とも、ここで面会したそうです。